磐田の名波監督が9日、リオ五輪を戦っているU-23日本代表にエールを送った。
コロンビア戦で手倉森ジャパンは2点ビハインドから同点に追い付き、決勝トーナメント進出に望みをつないだ。
この一戦を観戦したという名波監督は「0-2になった時はさすがに(厳しいか)と思ったけど、前向きにやっていると思うし、交代カードの切り方も良かったよね」とU-23日本代表の底力を称賛した。
また、この試合でオウンゴールを献上してしまった藤春廣輝については、同じレフティーとして「気持ちがよく分かる」と話した。その理由はこうだ。
「俺の予想だけど、利き足じゃない右足でクリアしようとして、ボールが浮かずにゴロになって相手につながってしまうのが怖かったのかなと。だからコントロールしようか迷ったんだと思う。そうしたら思いの外ボールの勢いを吸収できなくて、ポンと行ってしまったのかなと。あとはボールが飛んだ角度が悪かったよね。植田(直通)がギリギリ間に合わないところに飛んでしまったからね」
名波監督も元日本代表として世界と戦ってきた。「国を背負う重圧は分かるし、頑張ってほしい」とU-23日本代表の健闘を祈っていた。
(磐田担当 青木務)
2016/08/09 15:19