9日、スルガ銀行チャンピオンシップ2016の公式記者会見が行われ、両チームの監督・選手が抱負を語った。
現在、リーグ戦においては3連敗中と苦しい状況の鹿島の石井正忠監督が「タイトルを獲ることで自信になる」と語れば、インディペンディエンテ・サンタフェのグスタボ・コスタス監督は「大会に参加するために来たわけではない。もちろん勝ちに来ました」と強い意欲を露わにした。コロンビア勢としては初めての参加ということもあり、タイトルを持ち帰ることが大きなモチベーションになっていることがうかがわれた。
直近のリーグ戦を4勝1敗と、鹿島とは対照的な成績を残しているサンタフェ。監督も「コンディションは非常にいい」と自信を見せていた。
奇しくも、日本とコロンビアはリオ五輪で代表チーム同士が対戦したばかり。日本のスピーディーな戦いにはコスタス監督も「驚きました」と好印象を抱いていた。勝負を分けるポイントについては、南米とJリーグのスピード感の違いをあげ「ボールをキープできるかどうかだと思う」と話した。
スルガ銀行チャンピオンシップは、茨城県立カシマサッカースタジアムにおいて、10日19時のキックオフ予定だ。
(鹿島担当 田中滋)
2016/08/09 14:43