9日、金沢の山﨑雅人が東京Vの二川孝広を「マジで化け物」と表現した。山﨑と二川はG大阪時代のチームメート。山﨑は08年、G大阪のACL優勝に大きく貢献し、クラブW杯では、マンチェスター・ユナイテッドからゴールを奪った。
山﨑は対戦相手に二川がいることの怖さを語った。「フタさん(二川)はマジで化け物。フタさんが入ることによって”戦術二川”になると思う。それくらいうまい」。また、「フタさんの怖さは、パスの受け手だったオレが一番分かっている」と笑顔を交えて話す山﨑は、「物静かな人なんですけど、『ゴールに向かって走ってくれたら良い』とオレは言われていた」とG大阪時代を振り返った。実際にピッチで「ポンポンとパスが出て来るレベルだった」という。
今節・東京V対金沢はG大阪のファン、サポーターにとっても楽しみな一戦になるだろう。ただ、前節・東京V対熊本戦で二川は負傷でメンバー外だった。もし今節も二川が欠場したら、それは金沢にとって「ラッキー」(山﨑)かもしれない。
(金沢担当 野中拓也)
2016/08/09 17:05