7月30日のJ1・2nd第6節・磐田戦で19分に訪れたPKのピンチを防いだGK桐畑和繁。
「キリ(桐畑)らしい止め方というか、ピンポイントで止めるところは彼の持ち味」と下平監督も絶賛したシーンをあらためて本人に振り返ってもらうと、「(キッカーの)ジェイがGKを見て蹴るタイプではなかったし、情報も入っていた。前日の練習でも良い感触があった。ジェイもたぶん蹴るほうを決めていたと思うので、自分から先にアクションを起こさないで、相手に飛ぶ方向を悟られないように、どのタイミングで飛ぼうかということだけを考えていた」と、あの場面での駆け引きを明かしてくれた。
奇しくも次節は、前回対戦でセットプレーから3失点を喫し、「良い思い出がない」と語る横浜FMが相手。リオ五輪代表に選ばれたGK中村航輔の“代役”としてではなく、彼らしいプレーでチームの3連勝に大きく貢献している背番号1の活躍にこれからも期待したい。
(柏担当 須賀大輔)
2016/08/03 17:44