31日にJ2第26節・熊本戦を迎える東京V。4月に起きた地震の影響もあり、難しい状況の中で戦っている熊本との対戦に向けて、冨樫剛一監督が意気込みを語った。
東京Vにとって、前回の熊本戦は3月に行われた第3節以来となるため、被災後初めての対戦となる。冨樫監督は「だいぶタイトなスケジュールを乗り越えてきているが、その中でたくましさ、サッカーへの情熱というのをすべてのゲームで感じられる戦いをしている。そういう彼らの姿を見ると、やはり自分たちはもっとやらなければという思いに駆られる」と熊本の戦う姿勢に刺激を受けていることを話した。
前節の群馬戦に敗れたことで、今節は連敗が許されない状況でホームに熊本を迎える。「(熊本には)シンプルに戦ってくる強さというのを感じる。でも、僕らも負けられない。連勝につなげていくために、上に向かうためにも一つひとつの試合を勝っていかないといけない」と冨樫監督。順位の近い熊本との一戦で求められるのは強いメンタリティー。相手よりひたむきに走り、ホームで勝利を飾りたい。
(東京V担当 林遼平)
2016/07/29 19:20