U-19日本代表として米国に遠征していた仙台のDF小島雅也が、5日までの遠征を終えて仙台に帰還。6日のチーム練習に部分合流した。
ここ2カ月の小島はU-19日本代表として韓国、中国、米国と、三カ国への遠征メンバーに選出され、さまざまな相手との対戦経験を積んだ。「まだ時差ボケが残っている」と苦笑いしつつも、「違う場所、違うタイプの相手との対戦を重ねる中で、できることが増えてきた」と手ごたえをつかんでいる。
1日にはリオ五輪本大会に出場するU-23日本代表のメンバーが発表されたが、小島はそのトレーニングパートナーに選出された。小島本人のもとにその知らせが届いたのは米国遠征中で、メンバー発表の2時間前だったという。「びっくりした」とのことだが、「自分たちより上の年代(U-23)の代表選手と一緒にプレーして学ぶことを、これからアジアでの大会に向かうU-19日本代表での戦いにも生かしたい」と意気込む。
小島は4年後の東京五輪を目指す世代でもある。「そこに選ばれるように仙台でも頑張りたいし、今回の(トレーニングパートナーの)機会では本大会に向かうチームの雰囲気や、ピッチ外も含めてすべきことをたくさん学びたい」と、今後に向けて得るものは多くなりそうだ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2016/07/06 15:36