京都の菅沼駿哉が「西京極」まで駆け付けてくれる熊本サポーターの心に響く、最高のパフォーマンスを披露することを約束している。
29日の京都vs熊本は、「平成28年熊本地震」の影響で中止されたJ2第8節の代替開催となる。当初予定されていた4月17日は、本震とされる最大震度7の地震が起こった翌日。思わぬ事態に、京都の選手やスタッフたちも全員が大きな衝撃を受けていた。それから2カ月以上の時が経ち、熊本が復興へ向けて力強く歩み始めている中で行われる京都と熊本の一戦。かつて熊本でプレーした経験を持つ菅沼駿哉にとって、今回の古巣戦は特別なゲームとなりそうだ。
「どういう形になるかはまだ分からないが、熊本のサポーターに何かを渡すことも考えたい。でも、まずはプレー。お世話になった熊本に、自分のプレーで思いを伝えたい」と、試合前日に心境を明かしてくれた。
(京都担当 川瀬太補)
2016/06/28 19:34