28日、鹿島から加入した青木剛(写真右)がチームに合流し、新天地でのスタートを切った。
鹿島で15年半を過ごした青木にとってはこれが選手人生で初めての移籍。合流初日ながらフルコートの11対11をこなすなど、すべてのメニューをしっかりと消化した。「雰囲気もすごく良くて、環境も本当に素晴らしいところだと思った」と初日の感想を語った。
プロ16年目で初めて環境を変えることになったが、「新しいチャレンジができるということに、本当に喜びを感じているし、ありがたいこと。ここから貢献していきたい。声を掛けていただいて恩を感じている。新しいチャレンジの場を与えてもらったと感じている」とすでに刺激を感じている様子だった。
鹿島では今季、出場機会に恵まれなかったが、「リーグ戦のほうは、最後に1試合の出場で、ナビスコカップは4試合に出場させてもらった。あとはサテライトリーグもあった。90分間試合に出るという面ではコンスタントに試合はできていたので、自分の中でコンディションは良いと感じている」と状態には自信をのぞかせる。
「ベストアメニティスタジアムは今まで試合をさせてもらって、良い雰囲気のスタジアムだと感じていた。その雰囲気の中で戦うことができれば幸せだと思うので、みなさんに喜んでもらえるようなプレーができれば」と話した。7月2日のJ1・2nd第1節・FC東京戦でのデビューを目指す。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2016/06/28 21:15