試合に向けて山口智を中心とした選手間ミーティングが行われるなど、「後がない」(山口)気持ちで前節の水戸戦に臨んだ京都は、大黒将志の早い時間帯での2得点に加えて守備陣も完封。見事に2-0で勝利した。
水戸戦について、「年上、年下関係なしにぶつかり合った。それが結果として出て良かった。みんな勝利に飢えている」と話したのは菅沼駿哉。
菅沼は試合早々に目尻を負傷し、「ハーフタイムに2針縫った」が、「血が出ているのを見て、ボクサーみたいにアドレナリンが出た(笑)」と振り返る。
今節の相手である熊本は、2011年に半年間、期限付き移籍でプレーした古巣。「熊本での半年間は大きかった。自分のサッカー人生が始まったチーム。高木監督とやれたことも大きかった。初めて監督の前で正座させられながら怒られた(苦笑)。自分が成長したところをファンの皆さんにも見せたい。(一緒にプレーした)齊藤和樹がキープレーヤーになっている。そこは抑えたい」と、思い出話も交えながら、試合に向けた抱負を話した。(小田 尚史)
(BLOGOLA編集部)
2015/05/27 19:58