千葉のパラグアイ人MFアランダが、4日に開幕するコパ・アメリカを前に、自身の経験も踏まえて見どころを語った。
アランダは昨年のコパ・アメリカ2015(チリ)にパラグアイ代表として出場。準決勝で惜しくもアルゼンチンに敗れたが、その一戦は彼にとっては貴重な経験になったという。中でもマスチェラーノ(バルセロナ)の動きは参考になる部分が多く、「本当にレベルの高い選手で、ボールを奪うことに躊躇がないですよね。その気持ちの強さはどの場面でも見せていた」と語る。
その上でアランダは「日本と比べて、パラグアイなどには球際の強さがあると思う。そういった姿勢は小さいころから意識してやっているので、大人になった時にそこは完成されている。なので、そこの違いはあるかもしれない。日本も技術的には高いわけですから、ボールを奪う姿勢を高めることができれば、さらにまた強くなる」とコパ・アメリカから学ぶモノは多いと話していた。
コパ・アメリカは南米サッカー連盟が主催して現在は4年に一度開催されている大会だが、今年は100周年ということで、南米サッカー連盟と北中米カリブサッカー連盟が共同で「コパ・アメリカ センテナリオ」として特別に米国で開催する。
(千葉担当 松尾祐希)
2016/06/02 14:32