全国高校選手権で活躍した前橋育英出身のFW横澤航平が、ドイツでの海外挑戦に向けて6日に旅立った。渡独後は、ドイツ下位リーグ数クラブの練習に参加し契約を目指すという。
高校卒業後、2か月間、母校のグラウンドで調整を続けた横澤は「簡単な世界ではないと思うが、チャレンジしたかった。一日一日が勝負なので、サポートしてくれた人たちのためにも結果をつかみたい」と話した。
横澤は、テクニックと得点力を備えた左利きのドリブラー。高校2年次の選手権ではスーパーサブでゴールを決めるなど準優勝に貢献。3年次は主力としてチームをベスト8に導いた。
卒業後の今季にJリーグ入りを目指していたが、オファーがなかったため海外へ旅立つことになった。前橋育英高の山田耕介監督は「強い信念を持って、やり抜いてほしい」とエールを送った。
(群馬担当 伊藤寿学)
2016/05/06 19:32