昨季に引き続き、キャプテンとして水戸を引っ張っている船谷圭祐に対し、西ケ谷隆之監督はドイツ代表とバイエルン・ミュンヘンでさまざまなポジションでプレーするフィリップ・ラームになぞらえて、「水戸のラーム」と評した。
その理由を西ケ谷監督はFW、左右の攻撃的MF、ボランチ、左SBと「5つのポジションでプレーできるから」と説明。「彼のユーティリティー性にチームは助けられている」と船谷の多様性を高く評価。そして、プレーについても、「彼が水戸に来てから一番いい状態だと思う」と称えた。
4月23日のJ2第9節・東京V戦では珍しいヘディングシュートでゴールを決めるなど、プレーの幅を広げる船谷。1月に30歳を迎えたレフティーは進化し続ける。
(水戸担当 佐藤拓也)
2016/05/05 12:00