
福岡の井原正巳監督が偉大な先輩との監督初対決を前に意気込みを語った。
24日に対戦するG大阪を率いている長谷川健太監督は、井原監督にとっては筑波大、日産自動車、日本代表での先輩にあたる。「(大学では)1年、3年なので。何も文句は言えない(笑)」と体育会系の縦関係であることに触れながら「あれだけ実績を残されているのですごいなと思います。攻撃の選手でしたけど守備の構築もうまい。清水のときからもそうでしたし。なおかつ、攻撃的なチームも作れる」とその手腕を絶賛していた。
現役時代の思い出については「僕がよく削ってイエローカードをもらってばかりで。そこに遠慮はなかったですね。すいませんとは言いながら」と笑いながら振り返っていたが、監督となっての初対戦でも同様に遠慮せずに挑むだけだ。
「早く指導者として追い付けるように頑張りたい」と話すように、尊敬する指導者であることに変わりはないが、リーグ戦初勝利のためにチャレンジャー精神でぶつかっていく。
(福岡担当 杉山文宣)
2016/04/23 17:34