鹿島に所属する日本代表DF昌子源が、12日のW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会を受けて13日の練習後にコメントした。
昌子自身、これが初めてのW杯最終予選ということもあり、「やったことがない国ばかりなのでなんとも言えない」としながらも、「楽しみなのはやっぱり豪州」と語った。「いつも五分五分の戦いか、負けに等しい戦いというのが多い」というのが豪州戦の印象だという。
昌子は日本代表が準々決勝で敗退した15年のアジア杯のメンバーでもあるが、その大会で優勝を果たしたのが自国開催の豪州だった。それだけに強く意識する相手であり、「(豪州は)アジアNO.1に近いチームだと思う。そういうチームに負けてはいけない」と語気を強めた。
また、「W杯に行くためには、力のないチームと試合をしても本戦では勝てないと思う。そういう意味では予選から強い相手とやって勝ち上がったほうが本戦のためにもいい」と、本大会を見据えた強気なコメントも残した。自身初のW杯アジア最終予選へ。昌子の準備は万全のようだ。
写真:徳丸篤史
(鹿島担当 田中滋)
2016/04/14 09:58