筑波大出身の三丸。左足からの精度の高いクロスが売り
Photo:Yasunobu Sugiyama
27日にナビスコカップの初戦を迎える鳥栖だが、ルーキーに出番が巡ってくることになりそうだ。マッシモ・フィッカデンティ監督は「ずっとプレーしてきた鎌田大地と林彰洋が代表に行っていないので、そこのポジション二つは必ず違う選手がプレーしないといけない。それ以外の選手にも、様子を見ながらチャンスを与えられるようだったら、そういう機会を作りたい」と話している。
その中で期待が懸かるのが大卒ルーキーのDF三丸拡だ。戦術練習では主力組のSBに入った。本人は「まだ、試合に出るかどうか分からないが、ずっと準備はしてきた。公式戦でしか得られないこともあると思うのでそこを意識しながら自分の成長につなげていきたい」と謙虚に話している。
日ごろの練習から豊富な運動量と左足からの高い精度のクロスで存在感を放っている三丸。新潟戦でプロとしての第一歩を刻めるか。注目が集まる。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2016/03/26 09:46