今季から清水を率いる小林伸二監督
PHOTO:Yoshiki Tanaka
清水は24日、非公開練習後に小林伸二監督の会見を行った。小林監督は、次節山形戦で監督としてJ2通算250試合目となるが、「言われなければ分からなかった。山形戦で達成できるの?」と逆質問し、笑みを浮かべた。
小林監督がJリーグで初めて指揮を執ったのは01年の大分。初陣はJ2第12節水戸戦、結果は1-0で勝利した。ちなみに、その試合を含めて監督代行として3試合目となる第14節京都戦が、これまで249試合の中で一番印象に残っているのだそう。「ビッグアイ(現大分銀行ドーム)のこけら落としで、とにかく緊張した」(小林監督)。この試合も3-1で勝利し、監督代行として3試合を3連勝で飾ることになった。
監督業としてのキャリアを歩むことになった大分だが、その直前までチームを率いていたのが現在山形を率いている石崎信弘監督。また、山形は08年から11年まで率いてきた古巣でもある。「大変な仕事を引き受けたと思った」という監督業も、さまざまな因縁の中で節目の試合を迎える。
(清水担当 田中芳樹)
2016/03/25 10:42