チャンピオンシップ準決勝のリベンジに浦和が燃えるのはもっともだが、G大阪にも天皇杯決勝に対する大きなモチベーションがある。「僕らも決勝ですべて負けているので、それを取り返すためにも絶対にタイトルが欲しい」と31日の非公開練習を終え、熱く語ったのは今野泰幸だ。
昨季は三冠を独占した大阪の雄だが、今季はナビスコカップの決勝で鹿島に惨敗。チャンピオンシップでも広島の後塵を拝した。
「相手も気合いが入っているだろうけど、僕らも気合いは入っている。意地のぶつかり合いになるかなと思う」(今野)
G大阪が体現すべき格言は「二度ある事は三度ある」ではなく「三度目の正直」である。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/12/31 19:06