離脱中の三原雅俊がランニングを開始している。8日、「良い感じ。コンディションを上げていきます」と語り、26日の天皇杯準々決勝・浦和戦を視野に入れた。
近日中にはピメンテウ・フィジカルコーチのメニューがスタートする予定。このメニューだが、選手の間では「PPC」(ピーピーシー)と呼ばれ、復帰を見据える中で、乗り越えるべきハードル。英語の略称と思われるが、三原に聞くと、「PPC……ピメンテウ、フィジカル、コンディショニング……かなあ」とハテナを作った。
先日、「無理にでも誘えば来てくれるでしょう」と三原家が予約した料理店に招かれた田中家の主、英雄もまた、「いや、わからない。今年は離脱したことないし…でもみんな言ってますね、PPC…」と謎が謎を呼んでいる。
そんな二人はともに熊本出身。三原によれば、田中の故郷の町では中学生を対象にサッカー大会「田中英雄杯」が開催されているという。田中は「その名前になって5~6年」と認めた。「以前にツネさん(宮本恒靖)が子供たちに”非日常の時間を過ごして欲しい”って言ってたんですけど、子供にとって何かしらのきっかけになればと思ってますね」との気持ちがあるようだ。
田中の故郷はサッカー熱の高いところ。「田中英雄杯」は毎年3月に開催されている。
(神戸担当 小野慶太)
2015/12/09 10:49