試合3日前は午前に全体練習を行い、午後は若手を中心に指名された選手が練習を行っている。
11日の指名練習に参加したのは、GK陣4人とフィールドプレーヤー8人。いつも締めにGK付きのミニゲームを数セット行っているが、ここで恒例なのが、負けたチームの選手たちが「もう1セットやらせてください!」と土下座でリベンジマッチを要求する姿だ。
この日はビブスなしチームが敗れたが、敗戦チームの萬代宏樹が『半沢直樹』大和田常務ばりの土下座をしようと、ひざをつき、手を地面に下ろしたその瞬間、静止したのが山岸範宏。萬代を立ち上がらせると勝利チームに向かって指を指し、野太い声で一言「やるぞ!」。そう言うなり、背を向けてゴールマウスのほうへ歩いていった。
かくして、敗戦チームメンバーは屈辱の土下座を回避する形でリベンジマッチに漕ぎ着けたが、いままで土下座は何だったのか。土下座論争が起きかねない状況だ。
(山形担当 佐藤円)
2015/11/11 20:10