前節(明治安田J2第39節横浜FC戦/4○0)で金森健志に負傷交代を受け、ピッチに立った坂田大輔。すると前半終了間際に決勝点となる得点を挙げ、ストライカーとしての健在ぶりとベテランとしての存在感を放った。最近9試合で8勝1分と驚異的なペースで勝ち点を積み重ねながら2位磐田に追いつけない状況が続いているが坂田は「大宮が順位を下げかけて磐田としたら上を狙えるっていうことでモチベーションも上がっただろうし、うちと同じような心持ちで戦っていて勢いもありますよね。個人的にはなるべく早く磐田の上に行っておきたいというのはある」と現状を分析しつつ、素直な気持ちを吐露した。
今節も先発が濃厚だが「正直、ウェリントンサッカーになっているけどそれを周りも理解してプレーできているのがうちの良さ」と今のチームの一体感にはベテランも手応えがある様子。けが人が出ても坂田が控えているというのは福岡にとっては強み。今節も期待が懸かる。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/11/06 15:15