前々節(明治安田J1・2nd第14節)のFC東京戦(2○1)、前節(2nd第15節)の鹿島戦(2○1)で、得点という形でチームの連勝に貢献したのは、一つ前のポジションで躍動している古林将太だ。サイドハーフではなく、ユース時代にプレーしたシャドーのポジションでJ1では自身初の2戦連発。ゴールへの嗅覚を尋ねられると「たまたまです(笑)」と答えるが、「こぼれ球を良く狙っているなと映像を見て自己満足してます(笑)」という言葉には、ゴールへの積極性が結果に直結していることがよくわかる。
今節(2nd第16節)の新潟戦では、U-18日本代表でともにプレーした加藤大との再会を楽しみにしている。「いじりがいのあるやつで、マサルはかなり面白い」と仲の良い加藤の印象を語る。一方で、プレーに関しては「テクニシャンで、スピードはないけど(笑)、スピードのなさを感じさせないドリブルやパスがある。怖い選手の一人」と警戒を口にした。再びシャドーで起用されれば、マッチアップする可能性もある。二人のバトルに注目したい。
(湘南担当 林遼平)
2015/11/05 07:00