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　25日～29日の5日間、佐賀県にてU-22日本代表候補によるトレーニングキャンプが行われている。松本からは前田直輝がメンバーに選出され、現在、手倉森誠U-22代表監督のもとでアピールに余念がない。

　同年代の南野拓実（ザルツブルク）がU-22の枠を超えてA代表デビュー（10月13日の親善試合・イラン戦）を果たしたときも「刺激になる」と話していた前田だが、当然サッカー選手である以上は代表入りは強く意識する。その一方で、あくまでも所属チームありきの姿勢も崩していない。

　前節・鳥栖戦（1●2）の前にはこのような言葉で意欲を示していた。

「もちろん代表に選ばれたことはうれしいですけど、いまは代表よりもチーム（松本）の勝ち点3しか考えていない。本番まで時間がない中でアピールしたいという気持ちは強いですけど、チームありきの代表なので、チームで結果を出すということでアピールしたい」

　チーム復帰直後の31日に行われる清水とのトレーニングマッチには出場予定。代表チームでも所属チームでも、アピールは続く。