今季は1トップで起用されている田代容輔。「去年はサイドをやりましたけど、1トップはゴールに一番近い。シュートの意識を強く持っています」と話し、オフ明け27日のミニゲームでも得点感覚を磨く意識を強めた。
今季の出場試合数は決して多くない。「(増山)朝陽、(山口)真司がアシストしたり、知り合いの1個下がA契約になったり、悔しさはある」のが偽らざる本音。だが、「でも自分次第。僕が結果を残せるかだけですから」と厳しく自分と向き合っている。
オフは中学時代の友人と大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ。お気に入りのアトラクションは「ベタですけどウォーターワールド」。ボケ担当の友人が一人だけ大量の水を浴び、「『持ってるわ』って言っときました」と笑った。
出場試合数は多くなくても、昨季のゼロからは増えた。「今年は試合に出ることで課題を見つけた。収めることや前を向くこと。(前田)凌祐くんからは『前を向けるのにハタいてる』と言われたり、(渡邉)千真さんのプレーとか意識して見ています」。
2年目の快速レフティーは虎視眈々。シーズン終盤戦の真っ只中で、自己鍛錬に汗をかいている。
(神戸担当 小野慶太)
2015/10/28 13:32