前節、明治安田J2第38節栃木戦(4○2)で2試合連続ゴールを記録した鈴木惇。自身にとってこれが今季9得点目となり、ボランチながら中原貴之を抜いてチーム単独トップの得点数となった。2ケタ得点まであと1となったがきっと鈴木のこと、「自分の得点よりもチームの勝利を…」というような殊勝なコメントが返ってくると思いきや、「正直、意識しますね。なかなかないチャンスだし、狙えるなら狙っていきたい」となかなか、ギラギラとしたコメントが飛び出した。
一方、ボランチのコンビを組む末吉隼也は「惇がたくさん取ってますからね。俺は何とかシーズン中にあと1点。ボランチ2人で15点取れればいいかなって思ってます」と話した。「いろいろな選手が得点できているのはチームにとってプラスだし、バリエーションが増えているので相手からしても守りづらいんじゃないかなと思います」と末吉が言うようにこの2人の攻撃参加は相手にしたら厄介だろう。今節も期待したい。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/10/24 07:00