一つのミスで変わった風向き
サウサンプトンの吉田麻也は、プレミアリーグ4季目となる今シーズンを幸先良くスタートした。
ロナルド・クーマン監督の信頼を掴み、8試合連続で公式戦(※欧州リーグ予選を含む)に先発。本職のCBに加え、ユーティリティ性を買われてSBとしても出場し、最終ラインで地盤をガッチリ固めつつあった。
イングランドで経験を積んでプレーに落ち着きが生まれ、20歳の若き左SBマット・ターゲットへ積極的に指示を出すなど、リーダーとして風格も漂っていた。堅実なプレーが評価されるイングランドのCB像に近づこうと、シンプルで力強い守備も板についてきた。順風満帆──。充実の1年になりそうな雰囲気はたしかにあった…
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(BLOGOLA編集部)
2015/10/08 10:28