4日(明治安田J2第35節)に2位・磐田との大一番を迎える首位・大宮だが、泉澤仁にとって特に意識するところはないという。自身の傾向として、過剰な意識がプレーに悪影響を及ぼすことを自覚しているからだ。結果を焦るあまり、自分のプレーを見失ったときのことを例に挙げている。
「得点を取りたくて、持ち味のドリブルでガンガン行かないときがある。そういうときはリズムができなかったり、相手の守備陣が崩れなかったりする。そういうときは良くないと思っているので、いつもどおりしっかりしかけていきたい」
いつもどおりのメンタルで、変わらずに続けていくことが継続した成績につながる。1日には同じ応援歌を持つ西武ライオンズの秋山翔吾が年間安打記録のプロ野球記録を塗り替えた。地道な積み重ねが大記録に到達する良い手本と言える。
「ニュースで見ました。すごいなと…。あやかって何とか良いプレーをしたい」
磐田戦も“いつもどおり”、相手を窮地に陥れる。
(大宮担当 片村光博)
2015/10/03 20:14