20日の明治安田J2第32節・北九州戦(1●3)を終え、23日に行われるJ2第33節・栃木戦に向け、準備をスタートさせた。栃木といえばパウリーニョの古巣であり、「もちろん栃木というチームは思い入れのあるクラブですが、ジェフにとって勝ち点3が何より大事」と本人も意気込みを語っていた。
しかし、関塚隆監督も対戦を楽しみにしている1人である。というのも、栃木の倉田安治監督とは、85年に神戸で開催されたユニバーシアード代表と本田技研でともに戦った仲。食事にも出かけることもあるそうで、「ご飯もよく食べていましたね(笑)。中国に行って戻ってきたという話もしたりしていました」(関塚監督)とのこと。そんな、敵将のイメージを指揮官は「熱血漢でもあり理論派でもある」と語る。「監督同士が戦うわけではないので、そのような仲間と対戦できるのは楽しみですし、負けられない気持ちがある」と栃木戦での再戦を心待ちにしていた。今節は指揮官同士の熱い戦いからも目が離せない。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/09/21 19:31