「監督に、チームのみんなに申し訳ない」。
兄弟監督対決となった前節の水戸戦で、前半で交代してしまった不甲斐なさに、鈴木修人は人一倍責任を感じている。今節も、柱谷幸一監督と鈴木にとっては古巣となる栃木が相手だけに、負けられない試合。
「スタメンは、ほとんどが知っているメンバー。今も連絡を取り合っている。松さん(松田浩監督)のサッカーを、リスペクトとしている。隙が無く、勝ちにこだわるサッカー。飲み込まれない様に気をつけないと」と、ピッチ上での再会を楽しみにしている。
マッチアップが予想される、栃木のパウリーニョについては「味方の時は、あんなに頼もしい選手はいないが、敵としてはやりにくい相手。J2の中では、トップクラスの選手」と、古巣・栃木の顔を警戒していたが、「でも、どこが相手でも、今は北九州のために勝ちたい」と移籍後全試合先発出場の中盤の新しい顔は、その存在感を、元チームメイトにプレーで知らしめる。
(北九州担当 坂本真)
2013/04/25 21:56