今節の明治安田J2第32節・大宮vsC大阪は大宮のホームで行われるが、試合会場は通常のNACK5スタジアムではなく、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場。ということで、熊谷の雰囲気、試合展望について、昨季まで5シーズン大宮でプレーした北野貴之に聞いてみた。
─熊谷での試合はどんな雰囲気になる?
「熊谷開催は年に1回しかなく、熊谷方面で楽しみにしている子どもたちはいっぱいいる。待ちに待った試合というか、会場全体が楽しみにしている雰囲気になる。特に今回は1位と3位の対戦だし、シルバーウィークだし、間違いなく、いい雰囲気になると思う。大宮にいたころは、試合前、熊谷のラジオの取材を受けて盛り上げていた。グラウンドは少し固い。そういうことも選手にはちょくちょく伝えている」
─今節のポイントは?
「ポイントは、過去3試合の相手より一気に強くなること。なので、立ち上がりにしっかり合わせてモチベーションとエンジンを上げることが大事。最初の15分、これまでの相手とはテンポが違う。そこで相手にのまれて失点しては厳しい。最初の守備のアプローチも大事。最初の15分間でしっかりと質を高めることができるか」
─北野選手自身の近況は?
「僕自身は、ただ試合に出るための準備をするだけではなく、僕のパワーがピッチに届くようにと思ってやっている。僕の“気”が選手一人ひとりに伝わって、チームの活力になるように。そういう気構えで毎日の練習に取り組んでいる」
(C大阪担当 小田尚史)
2015/09/18 17:15