先月16日から練習参加していたパウリーニョの加入が17日、発表された。
05年の京都を皮切りに甲府やG大阪にも在籍し日本での豊富なプレー経験を持つ助っ人は、日本語が実に堪能。囲み取材でも通訳をすっ飛ばして直接日本語で答えてしまい、「僕の存在って一体…」と落ち込むアレハンドロ松村通訳を気遣って、わざとらしく日本語が分からないふりをする気遣いも見せた。
京都時代に加藤弘堅(現・北九州)や中山博貴らチームメートから教わった日本語を覚えており、少し水を向けると「ぶったね。親父にもぶたれたことないのに」とか「行ったり来たりラジバンダリ」など流暢な一発ギャグを披露。そろそろ大分で新ネタを仕入れたいところだ。
「日本のサッカーには慣れているし、サッカーは11人でやるものだから、僕がチームのやり方に合わせるよ。たくさん得点したいけど、それよりもチームの残留に役立ちたい」と、この部分は通訳を介して力強く語った。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2015/09/17 16:24