リーグ前節・FC東京戦(1△1)でともに3本ずつのシュートを放った2トップだが、ピーター・ウタカとチョン・テセのコンビネーションが良いとは言えなかった。
今節・鳥栖戦は、その点に関して改善が見られるかもしれない。
「裏を取る動きは、ゴールを取るのに一番必要なこと。今まで忘れてきたことを、ウタカを見て思い出させてくれた」(チョン・テセ)
今までチョン・テセは足元で要求し、ウタカは裏に出すというチグハグさがあったが、これで共通理解を得たかもしれない。
これまで、いわゆる“アベックゴール”を成し遂げられてはいない。清水が誇る2枚看板がゴール量産となれば、試合の進め方も変わってくるだろう。そうなれば降格圏脱出の可能性も見えてくる。
(清水担当 田中芳樹)
2015/09/12 07:00