「守備では課題が見つかった。でも攻撃では、自分の持ち味は出せた。落ち着いてきたらパスコースも見えてきて、パスも上手く通るようになった。そこは継続していきたい。守備では一つのミスが失点につながったので、そこはしっかり反省して修正したい」。
こう語ったのは、新卒ながら先発でプロデビューを果たした東洋大出身のCB、市川恵多だ。新人離れした落ち着きと左足からの正確なフィードを武器に、加入時から注目を集めていた。
緊張したかとの問いには、「アップのときから、相当緊張していた」と笑ったが、「でも15分ぐらい経ったら普段どおりやれた。次は最初から落ち着いてプレーしたい」とも話してくれた。応援してくれたサポーターに対しては「次の試合で今季初勝利を挙げるため、全力で頑張ってくるので、熱い応援をお願いします」と力強く宣言。勝点3のお土産を持って帰ってくることを約束した。
(北九州担当 坂本真)
2013/03/04 20:51