30日に行われる天皇杯1回戦での讃岐の対戦相手は、四国・大学サッカー界の“雄”、高知大学。
讃岐は四国リーグ時代の10年に同じく天皇杯1回戦で高知大と対戦しているが、その時はPK戦にまでもつれ込む接戦の末に辛くも勝利しており、それ以降、讃岐がカテゴリーを上げる中でも高知大とは何度か練習試合で対戦してきたが、「苦戦もしている」と沼田圭悟。侮ることができない存在と認識されている。
「大学生だから簡単に勝てる、という空気を作らないようにしないと」と気を引き締め、「0-0の時間が長引くと怖い展開にもなりかねない。1点目を早く取りたい」と語る沼田の表情は、リーグ戦と同様の引き締まったモノだ。北野誠監督も気の抜けない相手との対戦に「そのほうが気が緩まずに済む」と前向きにとらえ、慢心することなく初戦突破を目指す。
(愛媛担当 松本隆志)
2015/08/26 19:33