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　折に触れて髪型を変えるエヴァンドロ。ときに斬新でときに失敗気味のときもあるが、その頭部は変幻自在で、一種のアトラクション的存在となっている。

　昨季初めて大分に練習参加した当時は自称「ネイマールを意識したヘアスタイル」にも関わらず、何故かどうしてもそうは見えなかった。その後も多彩なソフトモヒカンを経由し、先日はいきなり丸刈りに。

　今週は後頭部に斜めのラインをあしらってみた。鈴木義宜が早速面白そうに指でその“ミゾ”をなぞっていたが、本人はご満悦の様子。

　14年に大分でプレーした室拓哉は周囲に鏡を並べ「鏡の国のムロ」となって自分で髪を切ることで有名だったが、エヴァンドロも毎回「鏡の国のエヴァ」となり自らバリカンで刈っているという。いつも幼い息子に邪魔されるそうだが、今回の斜めのラインは決してそのせいで失敗した結果ではないことを、彼のためにここに強調しておきたい。