黄色のニットソーで栃木愛をアピールする新加入の金子翔太。
身長164cmの杉本真が「スーパーな小ささですね」と勝ち誇る相手は新加入の金子翔太。練習場で一際小さい162cm。だがそのシュートセンスへの清水関係者の評価は高い。
金子と同郷で、今市第三カルナヴァルという同じ少年団出身の先輩ドリブラー湯澤洋介も「一つひとつのプレーの質が高い」と目を細める。
金子本人も「ゴール前のアイデアの豊富さは自信があります」と口にし、「清水ではコンスタントに試合に絡めず、覚醒したい気持ちが募っていた」とJ2での爆発に懸けている。
ところで金子にとって栃木SCはJFL時代から応援していた愛着あるチームだ。記者が「只木章広」「吉見康之」などと当時活躍した選手たちの名前を挙げると「ええ、わかります」と即答だった。
合流初日は「先輩たちにいじられるために」黄色のTシャツをインナーに忍ばせたが反応は空振り。2日目はリベンジとして黄色のニットソー(写真)で決めてみた。いい感じのキャラの地元戦士の凱旋である。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/08/20 20:23