8月6日に下部組織・千葉U-18からの昇格が発表された岡野洵。U-18日本代表に招集されている期待の星は、185cmの恵まれた体格からくり出す空中戦の強さが武器のCBだ。また、スピードを活かした裏への対応力も魅力の1つである。
「プロになりたかったけど、中学校1年生でU-15に入った時はトップに上がれるとは思わなかった」という岡野は、プロになることを初めて意識したのはU-15からU-18に昇格をしたときのこと。以降は努力によって自らの才能を磨き上げ、高校1年生から試合に出場する機会を得た。3年生へと進級した今季は、今夏のクラブユース選手権でチームのベスト4進出に貢献。熱中症の影響により満足にプレーができなかったが、グループステージ初戦の福岡U-18戦(2○1)ではロスタイムに値千金の決勝弾を奪ってみせた。
既に2種登録もされており、来春からの活躍が非常に楽しみな逸材は「千葉のラファエル・バランになりたい」とのこと。若き千葉戦士の新たな挑戦はまだ始まったばかりである。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/08/20 20:29