監督が代わってから鹿島には様々な変化が起きている。17日に行われた順天堂大学との練習試合でも大きな変化が見られた。前監督のトニーニョ・セレーゾは、練習試合をあまり好まず、実施したとしても自ら主審を務めるストップゲーム形式で行ってきた。監督が考える状況を繰り返し練習できる利点はあったが、試合の流れを考えてプレーする力は養われず、90分のなかでペース配分を考えてプレーする力を付けることも難しかった。
それが石井正忠監督となり変化。監督就任後、初めての練習試合は順天堂大学を迎えた45分ハーフの練習試合となり、さらにオフを挟んでいきなり練習試合を行うという肉体的な負担が重いスケジュールではなく、練習試合の翌日がオフという日程で行われた。こうした変化は選手たちにも好評。なお、試合は1-0で鹿島が勝利した。
(鹿島担当 田中滋)
2015/08/18 07:00