15日にアウェイ・福岡戦に臨む磐田は14日、磐田市内の練習場で最終調整を行った。
今節のポイントとして、守備面を挙げたのは上田康太。「前節・京都戦(3△3)は守備面がうまくいかなかった。ボールへ行くところ、行かないところの判断をさらにチームとしてすり合わせていきたい」と語る。
京都戦ではジェイが加入後初のハットトリックを達成したが、失点を食い止められず、痛恨のドロー。プレッシングの部分で連動性を欠いたことがネックになった。
「うまくボールを取れないのであれば、いったん下がってスペースを消すことも選択肢の一つ。ただし、行けるときはしっかりボールに行く。そういうところの判断が大事になる」(同選手)。
今週の練習では名波浩監督に「ゲームを作るのはボランチ」と声を掛けられた。キャプテンという意味でもチームをまとめる立場。中盤の底で攻守をコントロールし、勝利をもたらすことができるか。
(磐田担当 南間健治)
2015/08/14 19:01