横浜FMのMF齋藤学が好調を維持している。今季はここまでリーグ戦10試合にフルタイム出場を続けており、チーム内ではほかにDF中澤佑二とDF下平匠の二人だけである。それについて齋藤は「一昨年、昨年はけがばかりだった。今季はけがをしていないし、コンディションは良い」と変化を口にする。
肝心のゴールこそ明治安田J1・1st第7節・湘南戦(3○0)の1点のみだが得点に絡む場面は多く、前節(J1・1st第10節)の名古屋戦(2○0)でもアデミウソンのゴールをアシストした。もちろん自身もゴールしたい気持ちを持っているため「いまは攻撃のスイッチを入れる役目が多い。でも次はオレに順番が回ってくるかな」と茶目っ気たっぷりに言う。大黒柱のMF中村俊輔が負傷離脱する状況で、齋藤が攻撃の核となってチームを引っ張っている。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/05/08 20:33