20日に浦和からの移籍が発表された小島秀仁は、さっそく発表当日にチームに合流し、ピッチで汗を流した。
今回、小島は期限付き移籍ではなく完全移籍として愛媛に加わったが、それは強い決意の表れとも言える。小島は「浦和はお世話になったチームなので悩んだ」としながらも、活躍の場を移してチャレンジする際に「中途半端に戻るところがあると自分の中に甘えが出る」とあえて自ら退路を絶った。
また、愛媛の練習環境は浦和とは比べ物にならないが、「厳しい環境だけど、そこは気にしない。逆にサッカーに集中できる環境だと思っている」とハングリーさも前面に出す。「ここ(愛媛)で試合に出て活躍していくことがいまの自分にとっては一番良いことだと思った」。その大きな決断が間違っていなかったということを、この愛媛の地から証明していく。
(愛媛担当 松本隆志)
2015/07/21 17:51