明治安田J1・2nd第1節・鹿島戦(2●3)では、終始ペースを握りながら、2-1で迎えたロスタイムのラスト3分で2失点。まさかの逆転負けを喫してしまった。それでも中断期間中に取り組んできた、選手同士いい距離感を保ったプレーの成果は現れていた。「チームとしてはよかった」と山崎亮平は前向きにとらえる。
「攻撃チャンスは作れていたので、あとは最後の精度。走るとか、球際(での強さ)は良かった。技術的なレベルを上げていけば、もっと楽に戦えると思う」と、今後への課題を挙げた。
今節対戦するFC東京には、磐田で8年間、ともにプレーした前田遼一がいる。「プロになって1年目から、プレーだけでなく、サッカーに向き合う姿勢を見ていろいろ学ばせてもらった。目標としていた選手」と山崎は言う。今節、2人がピッチに立てば、J1で初対戦となる。「相手としてやれるのが楽しみ」と笑顔を見せつつも「まずはチームが勝つことが大事」と引き締めていた。
(新潟担当 野本桂子)
2015/07/14 07:00