前節・浦和戦は1-2での敗戦。後半はチャンスを作り、90分とおしてのシュート数でも上回った試合だったが、最後は地力の差に屈した。
前半は浦和の攻撃陣に対し、マンマーク守備で対抗。その狙いを、工藤浩平はこう振り返る。
「できれば(前半終了時に)0-0というか、できるだけ(失点)ゼロの時間を増やそうというプランでした」
残念ながら敗れたものの、ポジティブに捉えられる点は多い。
「後半はだいぶボールを触れてリズムを作れましたけど、前半はちょっと硬かったというか、守備に追われていたので。前半を1点で抑えられたので、後半に2点、3 点と取れれば良かったですけど。そのへんは(松本)山雅のスタイルに合わせながら、自分もボールをたくさん触ってリズムを作っていきたい」
アウェイでの今節・広島戦は、一つの分水嶺ととらえられる試合。想像以上の早さでチームに溶け込みつつある工藤も静かに闘志を燃やす。
「(広島戦は)相手の良さも知っているけどやはり負けたくはないし、良い準備をして臨みたい」
(松本担当 多岐太宿)
2015/07/14 07:00