今季、磐田の新守護神に定着したのがポーランド人GKカミンスキー。前半戦ではファインセーブを連発。鋭いシュートブロックは、名前にちなんで、磐田サポーターの間で“神セーブ”と呼ばれている。
そんなカミンスキーだが、今度は“神ゴール”を決めてみせた。それは今節・栃木戦を控えた11日のミニゲーム中に生まれた。このミニゲームはコンディション調整のためのリラックスメニューであり、GK陣もフィールドプレーヤーとして参加することが通例。
“FW”として、相手ゴール前にポジションを取っていたカミンスキーに“奇跡”が起きた。相手チームのGKのパントキックが、至近距離でボールをよけようとしたカミンスキーの背中に当たり、そのままゴールイン。
ゴール後はボールが当たった衝撃にしばらく渋い表情だったが、「計算どおりです」とニヤリ。誰もが予期せぬ形でゴールを決め、選手・スタッフの爆笑を誘った。「みんながスマイルになってよかった」と笑う守護神の得点は、3試合ぶりの勝利への吉兆!?
(磐田担当 南間健治)
2015/07/11 19:30