ブラジル人FWエデルソンの加入会見が13日、日立柏サッカー場で行われた。
「ロマーリオを常に意識している。彼の決定力やドリブルを、自分の目指すところと重ね合わせてプレーしている」というエデルソン。シャイな振る舞いと謙虚な言動こそ違えど、171㎝という登録よりもやや小さく見える身長、逞しさはまさにブラジルの伝説的ストライカーと瓜二つだ。
13年度にはブラジル全国選手権の得点王に輝き、今回もブラジルに加えてUAE、サウジアラビア、中国のクラブからも話があったという“大物”でもある。
登録の手続きさえ済めば、最短で19日のJ1 2nd第3節・川崎F戦からの出場が可能となる。しかし渡辺毅ダイレクターは「その先かなと思っています」と述べ、25日の第4節・仙台戦、29日の第5節・湘南戦、8月12日の第6節・神戸戦がデビューのメドになりそうだ。
柏については来日前からインターネットに加えて、クレオ(13年に在籍)からも情報を仕入れていたというエデルソン。11年のクラブW杯サントス戦の映像もチェック済みだという。「環境が整っていて、落ち着いてプレーできる」日本でのプレーを、以前から望んでいたとのこと。
背番号は未定だが、本人の希望は自らのラッキーナンバー『77』とのことだった。
(柏担当 大島和人)
2015/07/13 19:34