15年の明治安田J1・1stステージも、残すところあと1試合。「連敗で苦しい時期もありましたけれど、ここまで調子を上げることができたのは、キャンプの時期から良い準備をしてきたから」と振り返るのは菅井直樹。ホームで迎える1st第17節を、「勝って締めくくりたい」と意気込む。
次節の相手は、16試合を終えて総失点16(4位タイの少なさ)の名古屋。総得点25(4位タイの多さ)の仙台がこの壁を破るには厚い攻撃が必要で、攻撃陣はもちろんのこと、右SBながら“何でお前がそこに居るんだ攻撃”でお馴染みの菅井にも期待がかかる。
だが意外にも、今季はまだ無得点。過去に名古屋戦で計3点を決めたことのある菅井は、その話を振られると「狙っているし、見てくれている人たちにも期待されているとは思うのですが……」と複雑な表情を浮かべた。そして、「まず、大事なのはチームが勝つこと。守備を優先すべきときは我慢して、行けるときに行きます」と勝利を誓った。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/06/24 19:20