FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)が大原にやってきた。かつての仲間と再開すると、背中を叩かれたり、「変なのがいる(笑)」と言われたり、1年前までと同じようにイジられていた原口。この日、大原を訪れた理由は「みんなに『おめでとう』を言いに来た」。同じくヘルタ・ベルリンでプレーする元浦和の細貝萌から10日遅れの挨拶に「おせーよ!」と言われてもいたが、「優勝しているかなと思ったし、優勝する前に来るのもよくないかなと思ったから、一応、気を遣って」と笑った。
浦和の優勝については「正直に言えば自分がいる時に優勝したかった」とやや悔しそうな雰囲気もにじませながら、「レッズが成功してくれるのは非常に嬉しい」と喜んでいた。自身については「ヘルタは僕のポジションの選手ばっかり取ろうとしてる」と笑いつつ、「気合いを入れてまた戦いに行きたい」と力強く語った原口。「上には上がいる」ことを感じた昨季の経験を生かし、浦和とともにさらなる発展を目指す。
(浦和担当 菊地正典)
2015/06/24 17:07