今節(明治安田J1・1st第16節)に相対する松本は”セットプレー”を武器とするが、そのキッカーとして立ちはだかるのが岩上祐三。川崎Fには彼と縁がある選手が多く、その特徴と怖さは十分に理解している。
岩上がJFA・Jリーグ特別指定選手時代に湘南でともにプレーをした西部洋平が「速くて曲がって落ちるボールが来る。大学生だったけど、すごかった」と言えば、13年に半期ではあるもののともにJ1を戦った安藤駿介は「シュートが強烈すぎる。痛かった(笑)」と振り返る。
そしてもう一人、大学時代に対戦経歴があり選抜でともにプレーした小林悠も「パワフル。強気な性格がプレーに出ていて、王様タイプだった」と振り返る。加えてサッカー以外での印象も強く「2個下なのに”悠!”とか言ってきて、生意気でした。選抜の部屋でサンペイ(大分所属の三平和司)と一緒にいじったりしてきた」なんてこともあった模様。そんな岩上について小林が最後に残したコメントは「顔は全然王様じゃないけどな!」。これをものすごく強調していた。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2015/06/19 12:05