18日、レオ・シルバが約1カ月ぶりにクラブハウスに姿を現した。
前日夜に、新潟入り。この日は早速筋トレを行った後、聖籠スポーツセンターで報道陣の取材に応じた。少し痩せた様子だが「ここに戻ってこられたこと、チームメートやスタッフの近くにいられることを非常にうれしく思う」と、笑顔を見せてくれた。
肝機能の異常が見つかり、ブラジルへ帰国したのが5月13日のこと。同15日に胆のう摘出手術を行った後は、現地ドクターの指示で休養に努めていた。新潟の試合は常にインターネットでチェックし、厳しい状況を見るにつけ、「1日も早く回復したい」と思いをつのらせていたという。「すぐにグランドには戻れないが、日々みんなと一緒に戦う姿勢で、復帰に向けて取り組んでいきたい」とレオ。ピッチの外にいても心は一つだ。
帰り際、満面の笑みでレオを待ち構えていたコルテースを見つけると、「ハジメマシテ」とおどけて挨拶し、仲良くクラブハウスを後にしていた。
(新潟担当 野本桂子)
2015/06/19 07:00