今節の徳島との『東四国クラシコ』に向けて、「香川県の代表ということを考えると隣の県には負けられない」と闘志を見せるDF藤井航大。それに加えて藤井には、さらに負けたくない理由がある。それは「徳島には(自分の出身地である)富山県出身の後輩が二人いる」ということだ。
一人は大崎淳矢。「(大崎)淳矢とはそんなに面識はないけど…」と言って挙げたもう一人は、東京学芸大の2つ下の後輩である佐々木陽次。「陽次は大学の時から技術があって、性格もいかにもサッカー少年っていう感じでいろんな人に可愛がってもらっていた」と当時を振り返る。
現在は佐々木と「特に連絡を取り合う仲ではない」と話すが、今季からプロ入りした後輩からの挨拶が藤井のもとには伝わってきていないようで、これには「向こうから挨拶くらいあっても良いのに(笑)」とチクリ。今節は先輩の意地をピッチ上で是が非でも見せたいところだ。
(讃岐担当 松本隆志)
2015/06/13 07:00