4月以降の柏は“週2ペース”で公式戦をこなしてきた。過密日程の中でAFCチャンピオンズリーグこそベスト8入りを決めたが、明治安田J1では15位と低迷している。6月3日のJ1・1st第10節・浦和戦(3△3)、7日のJ1・1st第15節・広島戦(2●3)でいずれも3失点を喫しており、特に守備面のテコ入れは急務だった。
ただ中3日で試合が続くとトレーニングの内容も必然的に“抑えた”モノになる。選手の疲れを残さず、ケガを防ぐコンディション調整が先決だからだ。しかし次のリーグ戦(J1・1st第16節・名古屋戦)は広島戦から中12日。チームはようやく待望の時間を手に入れた。
大谷秀和は「できていない部分をしっかり落とし込んだトレーニングを、全員が非常に高いモチベーションと集中力を持ってできている」と胸を張る。柏は13日に流通経済大と練習試合を行い、今週のトレーニングで進めた修正の成果を確認する。
(柏担当 大島和人)
2015/06/13 07:00